ABOUTオフィスKについて

『写真で地域に人を呼ぶ』。
私が会社員を辞め、写真家として起業した理由です。写真には視覚に訴えかける効果と、よりそのものを魅力的に見せ、人を引き寄せる圧倒的な力があります。私の代表作でもある「月と岐阜城」という一枚の写真は、何万人もの人に拡散され、一大ムーブメントを起こしました。その景色を見るために、撮るために、岐阜に興味を抱いて訪れる。埋もれている地域の強さを、新しい見え方に置き換えることで岐阜といえば「月と岐阜城」というイメージを確立し、観光の目玉へと変えました。まさに1枚の写真が、岐阜の観光に大きく寄与したのです。

まだ誰も気づいていない可能性を見出し、美しく、瑞々しく、そして力強く、埋もれていた魅力を提示する。そこに大きな使命を感じ、より写真家としての活動に専念するためオフィスKを設立しました。

中でも私が信念とするのは単に“撮る”だけでなく、被写体の歴史や背景、存在意義にまで思考を巡らせ、写真を通じてその強さを“表現”すること。光を読み、時間を計画し、レタッチによって魅力を際立たせる。時には何度も同じ場所を訪れ、アングルや距離、構図を検討します。こうして捉えた最上の1枚が人々や街を感動させ、鼓舞する力を持つのです。

この意義を胸に、地域や企業の取り組み、サービス、商品に対する情熱や魅力を写真で表現し、企業の事業活動、そして地方創生に貢献する。これらは写真家としての挑戦であるとともに、私を突き動かす原動力でもあります。そして、オフィスKだからできることなのだ、と強く確信しています。